膝手の痛みについて

物を持ったり握ったりすると痛い、指をぶつけて腫れた等の症状のある方


○腱鞘炎
原因
日頃から手を使いすぎることにより指の腱を抑えている鞘(さや)である腱鞘とよばれる部分が摩擦により炎症を起こすものを「腱鞘炎」と言います。
指先の細かい仕事やキーボードの操作などで指を動かした時に痛みや動きづらさを感じます。
ひどくなると指を曲げると伸びなくなり、無理やり伸ばすと急に跳ね上がるように伸びる「ばね指」になってしいます。
親指で起こるものを「ドゥケルバン病」といい、親指を入れて握りこぶしをつくると親指に痛みが走ります。

治療法
基本的に安静を保つのが一番です、出来る範囲で構わないので手を休ませて下さい。
熱っぽい時は氷のうや保冷材などで患部を冷やして下さい、湿布と併用すると効果的です。
当院では微弱電流(マイクロカレント)により患部の炎症を抑え治癒を促進させます。
必要に応じて固定やテーピングも行います。

○つき指
原因
物を取ろうと手を伸ばして指先をぶつけたり、野球等のスポーツで指にボールが当たったりして損傷したものです。
良く指を引っ張って治そうとする方がいますが、絶対にいけません!!傷ついた部位をさらに痛めるだけです。
また内出血しているようならばじん帯などが切れてしまっていたり、剥離骨折をしている場合があるのでみた目がひどくなくとも必ずご来院ください。(指の変形などの危険があります)
指先が下を向いてしまう場合はマレットフィンガーという指先の腱や骨折が考えられますので注意してください。

治療法
熱感、腫れ、内出血などがありましたらなるべく患部を高くしてよく冷やして下さい。
動かさずに安静状態を保ち、当院にご来院下さい。
患部を固定やテーピングに加え、治癒促進のためにマイクロカレントによる治療を行います。
指輪をしている方は腫れがひどくなる前に必ずはずして下さい!抜けなくなるなり、血管を締め付けて指先が壊死する危険があります。